2020年6月7日

夢カワなソラ


もともとはtwitterであげた、夢カワワールドな絵柄で描いてみたソラなのですが、今回はこの線画イラストを水彩タッチで彩色してみます。

Clipを使っての水彩タッチの彩色は初めてなので、練習がてらに…
私はいつもバケツ塗りばっかりなので、水彩は時間かかりそうだし苦手だな〜と避けてたんですけど。
たまには楽しいかも。
まずは肌色

肌色のレイヤーを作成
境界線はみ出ても後で消せるのが、デジタルのいいところですよね。
失敗を恐れずいきました!

ツールは<筆>の『リアル水彩』ー濃度100%、合成モード「乗算」、紙質「画用紙」で紙質(濃度58%,拡大率300%)
このイラスト作成での解像度が600dpiなので、画用紙のテクスチャを大きめにしてみました。

襟の青色

襟の青色を別レイヤーに
水彩っぽく、青系の色をポンポン置いてみました!
楽しくなってきましたぞ…
夢カワな片鱗が…!

私、アナログでは水彩は激しく苦手なんですよね…すぐ色が濁ってしまうので。
特に青を濁らせないのは難しい…
でもデジタルなら…!!

輪郭を整えました

はみ出たところを、コツコツと消しゴムで消しました。

今回の線画はちゃんと線を閉じてないので、自動選択ツールでは輪郭を取れないからな…
達人さんはもっとうまい方法を使うのだろうか。

そうか、アナログの着色では、こういう時はあらかじめマスキングテープで塗りたくないところを囲って保護してから塗るんでしたっけね。
細かい形の輪郭に沿って、マスキングテープをカッターで切って合わせるのが大変だった…
OLFAカッターの限界に挑戦していたなあ…。
あの頃はカラーインクでね、同人誌のカラー表紙を…(話が長くなるので省略)

髪の色をつけました

ざっくりと
やっぱり色のにじみも出したくて、単色に見えないように、赤味や黄色味を入れたりして

髪のハイライトをつけました

リアル水彩の筆のモードを「覆い焼き(発光)」と「加算(発光)」にして明るい線を入れました。
透明水彩の着色で、加算で蛍光色を入れるって、アナログにはできない技だなー…

髪の色の輪郭を整えました

投げ縄の選択ツールでコツコツと囲って消しました。

服の白い部分とマルルの耳の色をつけました

例のごとく、色のグラデーションを楽しみました

服の白い部分とマルルの耳の色の輪郭を整えました

例のごとく、投げ縄の選択ツールでコツコツと…以下略

マルルの体毛を塗りました

ざっくりですが…以下略

マルルの体毛フワフワ感の描き込み

体毛はエメラルドグリーンで、耳(?)は赤紫な設定なんですが、
エメラルドグリーンってどんな色だっけ…

瞳の色

画竜点睛っていうんですか
最後の仕上げに瞳の色は最後に入れるといいっていうんですけど、私もそうです。
ソラの目の色は虹彩は黒〜茶色という設定ではあるんですが。
髪の色と同系統だから、イラストのインパクト的にはなかなか、モニュっとしてるな〜って、
苦し紛れに差し色をピンクとか黄色とか入れてみたんですけど

意表をついて薄紫を差し込んでみたけど、ただ色が濁ったので、やめて、
瞳のインパクト…難しいね。
うん

背景

背景はなるべくシンプルにしました!
つか、背景とか、もう考える余裕はなかった…

完成

完成版です。
ちょっと線画の色とか、細かいところを調整しました!!
画像クリックで大きいサイズ表示できます。


夢のようにカワイイ絵柄って…いいですよね
ちょっと、いつもの絵柄とは離れて、夢を見た感じです。

楽しかったです。
自分では描かないだろうという世界観にこころして挑むのが、なんだか変身願望みたいなドキドキがあって。

もし評判が良かったら、また描いてみたいです!
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