2020年3月14日

作品用語解説その1「ツーリスト」



ツーリスト
意味:地球に訪れる地球外文明種族の総称


“ツーリスト”という言葉の元々の意味は“旅行者”であった。 地球に宇宙人(地球外文明種族)が飛来することが当たり前の風景になった時代では、その宇宙人達をいつまでもエイリアン(異世界人)と言い表すには無理がでてきた。
『宇宙人達は何を目的に地球にやってくるのだろう…きっと観光旅行なのではないか』というアバウトな予測から、観光旅行者=ツーリストという呼称が一般化した。



地球にやって来るツーリスト達は地上には降りず、上空に浮遊する人口都市の“ツーリストシティ”を宿営地としている
彼らが銀河宇宙を移動する乗り物である宇宙船(UFO)はツーリストシティに寄港する。
ちなみにツーリスト達の乗るUFOは、未だにUFO(未確認の飛行物体)であることには変わりがない。
地球人類はツーリスト達とは言語体系がまったく違うため、ツーリストとは会話できない。
それが、地球人類文明がツーリスト達の情報(つまり銀河文明種族についての情報)にアクセスする事の困難さを表している。

地球に飛来するUFOに乗ったツーリスト達の情報は、スパイロボットによる客観的外観的情報を主体にライブラリーに集積し、学園都市の図書館の端末で生徒達なら簡単に検索できるようになっている。


検索できる情報は次の通り
  • ツーリストの外見的特徴
  • 乗って来た宇宙船の外観
  • 観察されたツーリストの能力
これらの情報をもとに、アトモスフィア学園のライブラリはツーリストの情報を分類している。